VirusScan Enterprise では、MCUPDATE.EXE を使用してタスクのアップデートを実行します。同じコマンドの MCUPDATE をコマンド ラインから実行するか、バッチ ファイルの一部として実行することで、アップデート タスクを実行できます。
MCUPDATE 構文では、プロパティと値を分割してはいけないこと以外、要素に特定の順序を必要としません。構文は次の要素で構成されます。
- ファイル名 — 実行可能ファイルの名前 : MCUPDATE.EXE
- オプション — オプションの前にはスラッシュ (/) が付き、大文字小文字の区別はありません。
このコマンドの書式は次のとおりです。
MCUPDATE [/<type> [/TASK <guid>]] [/option].
注: 上記の書式で、<type> には ROLLBACKDATS または UPDATE を指定できます。
/TASK 句はオプションです。ただしこの句を指定する場合は、アップデート タスク ID(guid)も指定する必要があります。選択するタスク ID は、アップデート タスクまたは DAT のロールバック タスクの ID である必要があります。スキャン ID は選択しないでください。タスク ID を指定しない場合は、デフォルトのアップデート タスクが使用されます。タスク ID は次の場所にあります。hkey_local_machine\SOFTWARE\McAfee\DesktopProtection\Tasks\
/option 句は必須ではありません。サイレント アップデート タスクを実行するには、
/QUIET を使用します。
注: /QUIET オプションを DAT のロールバック タスクで使用することはできません。次の例では、サイレント アップデート タスクを実行します。MCUPDATE /UPDATE /QUIET